集団授業型予備校ランキング評価-伊藤塾vsLECvsWセミナーvs辰巳-

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今回は集団授業をメインとして行っている予備校4つ

伊藤塾・LEC・Wセミナー・辰巳法律研究所

を比較してランキング評価していきます。

費用対効果

司法試験合格を目指して勉強する上で、大きな問題になるのがお金。
法科大学院に通うのも、予備校に通うのも、かなりの額のお金が必要になります。
できるだけ安く、かつ合格という成果を出せる予備校はどこなのでしょうか。

伊藤塾

価格はどこの予備校よりも高額。百数十万円以上が必須となり、かなりの経済的負担は避けられない。
合格実績も圧倒的であるが、受講生の数も多いため、伊藤塾に入れば予備試験・司法試験に必ず合格できる、というわけではない。しかし、ノウハウの蓄積はすごく、合格への道のりを知っている予備校ではある。

LEC

伊藤塾に次いで高額となっており、100万円以上が必要となってくる。
老舗であるため合格までのノウハウはあるが、近年は有名講師の離脱が相次ぐなど、司法試験の規模は縮小している。
そのため、合格者も減少傾向にあり、100万円払うだけの価値があるかは微妙。

辰巳法律研究所

伊藤塾やLECよりは安い、といった価格設定。
講座、特に入門講座などはわかりにくいと言われており、高額を払う価値があるかは疑問。
一方、模擬試験は大変評判がよく、少し高額だが受ける価値はありそう。

カリキュラムの妥当性

講座によって、講義時間の長さや予備試験合格までの設定期間が異なります。
合格に十分な講義が揃っているのか、だけでなく、予習や復習を行う余裕のあるカリキュラムなのか、つまり合格設定期間とそれに合わせた講義時間は適切なのか、といったことも考える必要があります。

LEC

インプットとアウトプットのバランスにこだわったカリキュラムが組まれている。
講義時間数は伊藤塾の次に多い約700時間となっているが、1年目に基礎固め・2年目で論文対策、と段階的なカリキュラムになっており、時間・講義数は妥当と言える。

伊藤塾

もっともオーソドックスなコースでは、講義時間数は800時間以上であり、かなりのボリューム。
さらに、それに加えて補講も多く、2年間のカリキュラムだが、タイトスケジュールになりそう
丁寧に一つずつ確実に、という人には良いが、テンポよく進んでいきたい人には向いていない。

Wセミナー

1年目に入門講座を受け、2年目に短答と論文両方の試験対策を開始する、という一般的なカリキュラム。
大手老舗予備校のカリキュラムはどこも似たり寄ったりで、特徴的なのは4Aメソッドを押し出しているWセミナーくらい。

講師・授業の質

講師と授業の質は言うまでもなく、合格に大きく影響してきます。
講師の解説はわかりやすいか、授業内で時報試験合格レベルの言及がなされているか、といったところを見ていきます。

伊藤塾

司法試験最大手の予備校だけあって、講師の数・質は随一
司法試験業界のカリスマ伊藤真講師が上三法を担当しており、講義の質は非常に高い。
最近は伊藤講師の講義時間が減少してきているが、代わりに本田講師や呉講師が活躍しており、全体的に見ても授業の質は高い

LEC

人気講師であった伊藤真講師や高野泰衡講師、工藤北斗講師が離脱し、カリスマ的講師はいない。
しかし、老舗だけあって、一定の講師・授業のクオリティは担保している。
講師も授業も絶対的なものはないが、特に不足を感じる部分もない、といった感じ。

Wセミナー

中村充講師がほぼ一人で授業を担っている状況であり、講師の質は微妙
中村講師の授業は可もなく不可もなく、といったところ。
しかし、条文から始まる講義スタイルはわかりにくく、全体としての授業のクオリティは高くない

受講生対応

集団授業の中で個人が質問する機会はそうそうないでしょう。
そのため、個別の相談や質問が手軽に行えるか、対応スピードははやいか、などは重要になってきます。

Wセミナー

大企業で、数万人単位の受講生がいるため、一人一人への対応がおろそかになったり配慮がかけたりする部分もあることはある。しかし、対応自体は悪くない
質問への対応は、授業前後ではもちろん直接講師に聞くことができるが、それ以外では対応スピードがかなり遅いため、ほぼ無意味。

LEC

大手予備校のため、問い合わせ対応は人によって対応の差が激しい。
しかし、近年は司法試験に力を入れていないこともあり、担当者が減ってきている。
質問対応は極めて遅く、Wセミナーと同様教室以外での質問はほぼ意味をなさない。

伊藤塾

こちらも大手予備校のため、人によって対応の差が激しい。生協対応の人員はあまりやる気がないらしく、態度が悪い。
一人一人に対する対応はほどんどしておらず、優秀な受講生だけをサポートしている。
質問対応も他の大手予備校と同じで、教室以外での質問はしないほうがいい。

ご覧のように、集団授業をメインにしている予備校には、あまり大きな違いがありません

どこの予備校も、昔からある似たようなカリキュラムやシステムで講義を行っているからです。(Wセミナーはその指導方法に独自性がありますが)
ですので、ランキング評価したものの、大きな違いはありません。

それに比べて、オンライン講座をメインに扱う予備校は、比較的新しくできたところばかりです。
そのため、従来通りではない、より革新的な新しい講座内容やサービスを生み出し続けています。

集団授業型もオンライン型も、どちらにもメリット・デメリットありますが、より特徴的で革新性があるのはオンライン型の予備校だと言えるでしょう。

オンライン型の予備校のランキング評価については以下をご覧ください。

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